カスタムベースラインを作成すると、特定のアップデートを展開でき、アップデートベースラインやブート可能/不可能な ISO のサイズを最小限に抑えることができるほか、環境に展開するアップデートを標準化できます。
HP SUM の外部に、カスタムベースラインを保存する空の新規ディレクトリを作成します。
注記: カスタムベースラインは空のディレクトリに保存してください。 カスタムベースラインを作成するときに、ディレクトリ内のファイルが削除されることがなくなります。
[バージョン]ボックスで、ナビゲーション用の矢印を使用して、バージョン番号(例:2013.5.21)を作成します。
注記: ベースラインの名前は、説明とバージョンを組み合わせて自動生成されます。
[ターゲットの位置]フィールドの [一覧]をクリックして、カスタムベースラインの保存先とするディレクトリに移動します。
注記: HP SUM は、カスタムベースライン作成時の新しいディレクトリの作成はサポートしていません。 HP SUM の外部で、新しいディレクトリを作成しておいてください。
カスタムのベースラインを使用してブート可能 ISO を作成する場合は、[ブート可能な ISO] を選択します。
注記: カスタムのブート可能 ISO を作成するには、ソースベースラインにブート可能な HP SPP または HP SUM ISO がある必要があります。
ブート可能 ISO の作成を選択する場合は、[一覧]をクリックして、HP SUM がブート可能 ISO のソースを検出できるディレクトリを選択します。 カスタムベースラインのブート可能 ISO は、ソース ISO に含まれる HP SUM のバージョンを含みます。 たとえば、ソース ISO として HP SUM 6 ISO を選択すると、その ISO には HP SUM 6 が含まれます。 ソース ISO として SPP 2013.09.0(B) の ISO を選択すると、その ISO には HP SUM 5.3.5 が含まれます。
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ベースラインのバックグラウンドでの作成を選択した場合、進行状況は [アクティビティ] 画面で監視できます。 詳しくは、「[アクティビティ] 画面の使用」を参照してください。
[ベースラインソース]セクションで、カスタムベースラインに追加するコンポーネントを含むベースラインを選択します。
注記: 同じコンポーネントが複数のソースベースラインに含まれていると、HP SUM はそのコンポーネントを重複して一覧に表示します。 複数のベースラインから同じコンポーネントを選択した場合、そのコンポーネントをベースラインとして追加する際に HP SUM はそのコンポーネントを重複して表示しますが、ベースラインに取り込まれるコンポーネントファイルのコピーは 1 つだけです。
[フィルター] セクションで、選択する [コンポーネントのタイプ]([ファームウェア]、[ソフトウェア]、または [両方])を選択します。
[ISO の作成]または [ベースラインの保存]をクリックして、ベースラインを作成します。
ユーザーがさらに別のカスタムベースラインを作成する場合にも対応できるように、[ISO の作成]または [ベースラインの保存]をクリックしても、[カスタムベースラインの作成] 画面は閉じません。
注記: ISO を作成すると、HP SUM はディレクトリにベースラインも作成します。 このベースラインは、HP SUM に追加してローカルで使用できます。
重要: 多数のコンポーネントを含むカスタムベースラインは一度に 1 つだけ作成するようにしてください。
![]() | 注記: HP SUM がカスタムベースラインをベースラインライブラリに自動的に追加することはありません。 ベースラインの追加について詳しくは、「ベースラインの追加」を参照してください。 |